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2011年を振り返って

 毎年この時期になると、「○○○○年を振り返って」と題して、その年の総括的な記事を書いてきました。昨年2010年に限っては、あえてこれを書きませんでした。その理由は、昨年は失業中で、そのことを公開していなかったからです。今年は再就職を果たすことができたので、それも含めて2011年を総括してみたいと思います。一言でいうと、私にとってこの一年は「試練の年」でありました。今までずっと楽してきたから仕方ない。世間の厳しさを少しだけ知った一年でありました。以下に主な出来事を並べてみます。


まず、失業中からスタート。
1月 危険物取扱者乙四受験、合格
2月 電気工事士受験準備開始、ポリテク受講準備
3月 ポリテクセンター入所するも、、わずか7日目で被災し中断
    津波で車を失う
    水汲みと食糧、ガソリン調達の列に並ぶ日々
4月 再就職(某病院) 
5月 肉体的労働で激ヤセ
6月 猛暑の中で雑用激務に耐える日々
    第二種電気工事士(学科)受験、合格
7月 第二種電気工事士(技能)受験、合格
8月 一年契約のはずが半年で解雇予告通知を受ける
    再就職活動開始
9月 業務都合でジャズフェス出場辞退
    契約終了で解雇
    2社から内定をもらい、1社を選んで決定
10月 再就職(某商業施設)
    新入社員研修で出張(1回目)
11月 新入社員研修で出張(2回目)
12月 気がつけば今年ももう終わり...

人生、何があるかわかりません。来年もより多くの事に挑戦し、経験を積む事ができたらいいなと思います。

今後の防衛のあり方について

 次期主力戦闘機「F35」の調達経費にとして600億円が計上されるという。この金額の是非は私にはわからないが、めまぐるしく激変する国際情勢の中で、日本の防衛のあり方については常に議論し続ける必要があるだろう。

 私の持論はこうだ。他国からの侵略や領海侵犯を防ぐために、外海に接する全ての離島に自衛隊を常駐させる。事実上これができない離島は、日本の領土として成り立たないのだから、これを放棄する。

 言った言わないの水掛け論で不毛なコストと時間をかけるよりは、現実的に身の丈(国力)に合った領土と国防を確実に維持する道をとった方が賢明だと思うのだが。

無駄な職業訓練

 新聞によると、政府は2012年度予算の中で、雇用対策として職業訓練の予算を倍増させるという。この職業訓練、果たしてどれだけの効果があるのか、実に疑問だ。私が今年入所したポリテクセンターでも、幾つかの学課コースがあったが、内容的にこれを受けたところで求人自体が無い、就職に結びつくとは思えない、そんな課が多かった。実際、私がかつて前職で経験してスキルを持っている内容のことを履修するコースがあるが、その仕事の求人自体が無かった。

 いくら職業訓練に力を入れたところで、実際に有る求人とのミスマッチがあったら意味がない。しかも、職業訓練を行う事が、仕事(求人)を生み出すわけではない。税金を投入した職業訓練が、役に立っていない。大きな問題である。

 そこで、これらの予算を別な方向に振り向けてはどうか。ベンチャー企業を支援・育成することで、新たな産業を創生し、雇用を生み出すために使ったらどうか。そういう事を、雇用対策としてやってこなかった事に問題があり、今後やっていくべきだろう。そしてこれは行政だけの仕事ではない。投資家や証券会社なども、こういった「新たなビジネスを創生して雇用を生み出す」といった目的のファンドを作って投資することが、日本の経済を強く育てていく重要な役割となるのではないだろうか。

借金漬けの国

 新聞によると、来年の政府予算案の約半分(49%)が国債によるものだそうだ。この他にも、今まで積み上がった累積の借金が1000兆円もある。どう考えても、この先、この借金を無くすどころか、減らせる公算さえ無さそうだ。

 今の政治家、国会議員たちの中心、60歳代の人達は、あと引退して、年金もらって、消えていくだけだから後のことは関係ないと思っているのだろう。残った借金のツケは、その下の世代、我々やその子供の世代が背負って行かなければならない。ここまで借金を増やした自民党も民主党も、あまりに無責任な話だ。

 早く実行して欲しいのは、増税とセットで、バラマキの廃止、政策の転換だろう。今後日本の経済が上向く可能性はもう無いだろう。低成長、マイナス成長を前提とした国家のあるべき姿を、描きなおす時に来ているのではないだろうか。

自転車通勤で思うこと

 自転車通勤をしてつくづく思ったのは、自転車は道路通行上、とても中途半端で弱い立場におかれているということです。道路交通法上は軽車両ですから、歩道ではなく車道を走ることになっています。でも現実的に、今の自動車が猛スピードで走り抜ける車道を、自転車で走るのは危険すぎてとてもできません。自分の身の安全を守るために、あえて歩道を通行しています。それでも歩道が歩行者で混んでいる時には車道を通行せざるをえません。その時に感じる危険とストレスは私にとって大きなものです。

 できれば自転車専用道路があると理想的なのですが、少なくとも私の住む地域にはそういうものはありません。道路行政が自動車中心に偏っていることに、自転車通勤をしてみて改めて憤りを感じます。

 除草作業などもそうです。道路を管理している自治体や国が行っているのでしょうが、除草されるのは車道側ばかりで、実際に通行の妨げとなっている歩道側は全く除草してくれません。ひどいところでは、何年もかかって草が伸び続けて、歩道の幅の半分くらいが侵食され、通行に不便と危険を感じるところも少なくありません。そういう所に限って、全く除草されないのです。これでは本末転倒でしょう。きっと業者に除草を指示する役所の職員なども、車で車道を走るだけで、歩道を自分の足で歩いてみてはいないのでしょう。

 車道の整備ばかりが優先され、歩道の扱いがおざなりになっている。(自転車通行レーンの問題も含めて)これが現在の道路行政における一つの大きな問題であると思います。

電動アシスト自転車

 車を持たない私にとって、重要な通勤の足となり、生活の足となってくれたのが、4月に購入した電動アシスト自転車です。失業していた私が社会復帰できたのも、この自転車のおかげです。坂道の多いこの地域においては、本当にこの自転車は有用です。とにかく楽です。シニア向けの商品なのか、ギアは低めに設定されていて、スピードは出ませんが、とにかく上り坂は楽ちんです。

 何年ぶりかで自転車に乗って、その気持ちよさを再認識しました。一番気持ち良かったのは、春から夏にかけて、宿直の仕事をしていたとき。宿直明けの朝、自転車で朝日を浴びながら帰るのは実に気持ち良かった。その後、家に着いて朝風呂に入るのもまた格別でした。

 私の人生を支えてくれているこの自転車。いつか私が天国に旅立つとき、(フランダースの犬の最終回でネロがパトラッシュの引くリヤカーに乗って天に昇って行ったように)この自転車に乗っていけたら気持ちいいかな?などと考えていました。

車を持たない生活

 私は3月に津波で車を流されて以来、買い直すことはせず、車を持たない生活をしています。当時失業中でお金を使いたくなかったこともありますが、この機会に余計なモノを持たない生活をしようと思ったのです。二度に渡る再就職先も、車が無くても通える職場を選びました。その代わりに私の大切な足となったのが、新しく購入した自転車です。

 車を持たない生活をしてみると、いろいろ感じることがあります。それまで私たちがいかに車に依存した生活をしてきたか。車を維持するためにどれだけ多額のお金を掛けていたか。そして、意外にも車がなくても十分生活していけることもわかりました。将来、歳をとったり、体が不自由になって車を運転できなくなる日が来る。そのときに車なしでどうやって生活していくか、そのことも視野に入れて老後の生活設計を考えておく必要もあるのではないでしょうか。

インフルエンザ

 今年はインフルエンザの流行がものすごいらしい。うっかり感染して仕事を休んだりしたら、多くの人に迷惑をかけてしまう。ここ数年、予防接種は受けてきたが、今年はまだだった。昨年は町の補助があって、1000円で受けられたが、今年はそれは無いとの事。きっと震災復旧に予算を振り向けているのだろう。

 どうしようかと迷っていたら、近くの整形外科でも受けられることがわかったので行ってみた。ここは予約は受け付けず、当日来た順で行うそうだ。朝一番で行ったら、ほとんど待たずに注射はすぐに終わった。料金はなんと2100円。医院によって価格は異なるが、通常3000円前後と聞いていたので、これは安いと思う。

 とりあえず、これで今年の冬も元気に過ごせそうだ。

陸路を進む

救命ボートを降りて
新大陸に上陸してから半年
汗ぶったらして 熱帯の道を歩いていたら
突然、進路が絶たれた

ひと月かけて 崖の下から
やっと新しい道を見つけた
最初は歩きやすかったけど
気が付けば今は極寒の地だ

激しい風が頬を叩く
僕は歩き続けるしかない
立ち止まったら、野垂れ死にだ
死ぬまで 歩き続けるしかない
自分で選んだ道だから

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